kasakasaz’s blog

発達障害夫と闘う日々

振り返ればASDがいる!

昔のドラマを少しパクってタイトルつけました。ごめんなさい。

 

私の夫は、ASD(自閉スペクトラム症)&ADHD(注意欠如多動症)と診断されています。

会社の変革により業務内容がどんどん増えていった結果、マルチタスクが苦手である夫は

精神的に追い込まれて適応障害となり

約4ヶ月、休職しました。

 

その時に通院していた心療内科で、担当医に勧められて受けた検査で判明。

 

私が夫と生活するようになってから、友人関係の頃には感じなかった、夫の思考回路の異常性に触れる機会がどんどん増えて、私は検索の鬼と化していきました。

そして、夫は間違いなく尊大型ASDだと確信していました。

それと、ADHDの特性についても、かなりの確率で当てはまっていて、この2つの発達障害が併発しやすいものだという記事もあり、なるほど、これはダブルパンチだなーと気づきました。

 

発達障害の配偶者や恋人との悩みが掲示板に書き込まれると、「どうして結婚前に気付かなかったんですか?自業自得では?」なんて回答をよく目にしますが、そもそも発達障害の知識があったり、身近に同じような発達障害の人がいて実際に体感してこなかった私のような人間には、全く気付くことはできないと思います。

 

それどころか、寛容な性格の私は、夫の考え方や暴言に傷付き悩みながらも、どうして夫はそんな考えに至るのか?何か原因があるのではないか?幼少期に大きな傷があって人を傷つけてしまうのではないか?本当は寂しいのではないか?などと、発達障害の知識がないことで、夫の内なる声をキャッチしようと努力してしまうのです。

 

やがて発達障害と気付いた時に、愕然としました。夫の歪んだ思考回路は、私の努力で変えられるものではないのだと。

そして、夫とは本当の意味で心が通うことはなく、大切にされることも痛みを分け合うことも喜びを分かち合うこともできないのだと知りました。

 

高望みしている訳ではなく、ごくごく普通の穏やかな夫婦でいられれば、それだけで良かったのに、俗に言う”普通”すら望めない。

 

ASDADHDの方でも、他のタイプだったり、障害の度合いによって変わるかもしれませんが、夫の場合はとても顕著に嫌な特性が出ているので、絶望的です。

 

さて、今回は、そんな夫との生活を振り返って、うわぁ~アスペだわ~💦と思った出来事をご紹介したいと思います。

 

episode  ラーメンで爆発

特性でもある空気が読めないエピソードは無限にありますが、私がいちばん最初に衝撃を受けた出来事。休日に夫婦でラーメンを食べに行った時のお話しです。

激混みの店内に着席して注文し、待っている間に、義母から夫に電話がありました。

義母は、渡したいものがあるから帰りに寄って欲しいと夫に言っていましたが、夫は間もなくラーメンが届くので早く電話を切りたい様子。でも、義母は何時ごろ来るのか?今どこにいるのか?他に欲しいものはないのか?と矢継ぎ早に聞いてきて、夫はラーメンのこともあって逆上。混雑して大勢のお客さんが賑わう店内で、義母に対して怒鳴り出しました。怒りで手を震わせながら取り乱して怒鳴りまくる夫を横で見ていて、私は恥ずかしさと申し訳なさでいっぱいでした。

この時は、まだ発達障害だと気付いていなかったので、電話を切ったあとで、「そんなに怒鳴る必要あった?今ラーメン食べてるから後で折り返すね。って言えば済む話しだよね?お義母さんだって、あなたの為に色々用意してくれようとしてただけだし、大切に育ててくれた親に、そんな理由で怒鳴るなんて大人としてありえないでしょ。」と、冷静に説教しました。

夫は私の説教を聞いて驚いた様子でした。母親を怒鳴ることは日常茶飯事だったようで、それに対して誰からも注意されることなく、これまで過ごしてきたのだそう。

私は、親に怒鳴られることはあっても、怒鳴るなんて考えられませんでした。

大喧嘩をしているならまだしも、こちらのラーメンの都合で怒鳴るなんてヤバすぎる。

 

この時から夫は、義母に怒鳴らないように、不必要に怒らないように、気をつけるようになりました。

今でも、時々は怒りが抑えられないこともあるけど、それでも頑張って抑えているのが見て取れるし、後から「俺大丈夫だった?怒ってないよね?」と私に確認するようになって、かなり改善しました。

 

空気が読めないのと、感情を抑えられないのと、ラーメンのことしか考えていない時に余計な電話が掛かってきて思考がパンクしてしまったのと、色んなことが重なって爆発したのでしょうが、これがキッカケで夫の見方が変わったのは間違いありません。

 

尊大型アスペルガーは、とってもプライドが高く、こちらにそんなつもりはなくとも

「馬鹿にされてる」と感じてしまうことが多々あって、最初の頃は喧嘩ばっかりでした。

私はいつも、こう言います。

「逆にあなたが相手を馬鹿にしてるから、馬鹿にされてるって思うんでしょ」

 

結局、相手を下に見てるからこそ、上級の俺様に対して生意気な口をききやがって!ってなるんだと思うんです。

相手を敬い、謙虚な気持ちで接していたら

馬鹿にされてるなんて感じることはないと思います。

持論ですが。

 

まぁ、数字でしか判断出来ない夫は

自分より稼いでいる人にはチキンで

自分より稼げない人には横柄な態度です。

 

私も後者の立場なので、常に上からものを言われます。

 

確かに、稼げる人って頭脳明晰で処理能力が早く、お話しも面白くて魅力的。

私はお医者さんと付き合ったり、社長さんと付き合ったり、お金持ちもたくさん見てきたので、やっぱりお金を稼ぐ人は凄いなぁと思います。

でもでも、稼げなくても面白くて優しい人とか、オシャレな人、私を楽しませてくれる人もたくさんいて、それもまた凄いと思います。

 

夫は守銭奴なので、とにかくお金を極力使わずに少ない給料をコツコツ貯めて、一般的なサラリーマンより貯金があるのを武器にしています。

そのおかげで、私はマイホームに住めて、可愛い愛犬たちと暮らすことができています。

もちろん住宅ローンですが。

 

でも、貯金がたくさんあるから偉いとか、貯金できる人が正解とか、そんなふうにはどうしても思えない。

人生を楽しむために散財しても幸せな人はたくさんいます。

お金がある=幸福

お金がない=不幸

ではないと私は思っています。

 

お金があったら安心なのは間違いないですが、安心=幸福でもないと思います。

 

夫は特性から、想定外の出来事に対処する柔軟性がありません。

だからこそ、いつ何が起きても武器であるお金があればなんとかなる。その安心があるから平和に過ごせるんだと思います。

 

両親が昔からお金の喧嘩ばかりしていたことも、トラウマになっているので、お金で苦労したくないと思っている部分もあります。

でも、お金に執着するあまり、お金に関して細かく言ってくるので、やっぱりお金の喧嘩は常々起こります。

 

そうならないように貯金してきたはずなのに、結局、自分の武器である貯金は1円足りとも無駄にしたくないし減らしたくないようで、この世でいちばんケチなんじゃないかと思うほど、ヤバ目の守銭奴です。

 

こんな旦那(彼氏)は嫌だ!ランキングをつけるとしたら、私は”ケチな人”と答えてきました。

それなのに、これまでに出会った誰よりも、夫はケチなんです。

 

親戚の間でも、夫はケチだと言われています。でも夫自身は全く自覚がないので

「すげぇケチって言われんだけど、そんなことないよねぇ?」とか聞いてきます。

 

私「いやいや、どー考えてもケチでしょ」

と、かなり本気で思ってるけど、冗談っぽく言ってプライドを傷つけないように答えています。

 

プライドだけは守っておかないと本当にめんどくさいので。

 

なんだか、すごーーーくまとまりのない、面白みもない記事だなーと、読み返して思うんですが。。

文才のある方だったら、もっとわかりやすく面白く書けるんだろうなぁ。。

字体を変えたり、色を変えたりとかできたらいいのに。

 

もうちょっと簡潔に書けるように努力します。