kasakasaz’s blog

発達障害夫と闘う日々

60歳になったら離婚する宣言

心無い言葉を当たり前に口にするASD夫。

 

良く言えば ”いたずらっ子”。

相手が嫌がることをわざと言って、怒るのを楽しんでいる節もあります。

 

ただ、度が過ぎていることがほとんどなので、私は受け流すことができず、ついついキレてしまうんです。

 

我が家には可愛い可愛いワンコが2頭います。

その2人娘を溺愛している私に対して

夫「金がかかるし保健所連れていくしかないな」

とか言ってきます。

冗談で言うような事じゃないし、そんな言葉を口にできることが信じられない。

どういうつもりで言っているのかも不明。

 

当然、私はキレるので、それを楽しんでいるのかもしれません。

 

言ってはいけないこと、言わなくてもいいことなんかも、平気で言ってきます。

タイトルにある、”60歳になったら離婚する”って宣言も、結婚して間もないころにサラっと言ってきました。

 

どういう意味なのか尋ねると

要するに、私には老後資金がない。

夫はコツコツ貯めてきた老後資金がたっぷりある。定年後に自分の老後を安心して過ごす為に貯めてきた金だから、それをアテにされても困るから離婚する、ということらしい。

 

つまり、私の老後まで面倒見きれないから、自分で貯金してね。貯金できないのは自業自得だから、俺には関係ないよね、ってことです。

 

夫は ”自業自得” という四字熟語をよく使います。全ては自業自得。

だから、貧しい生活をしている人はみんな、自業自得だと本気で言ってきます。

夫の中では、貧しい=不幸 なので

不幸な人は自業自得ってことです。

 

自業自得の意味を調べてみたら

【⠀とくに悪事を行った者がその報いを受けるのは当然であることをいう。 】

 

はてさて、貧しい人って”悪事”をはたらいているのか?!

不幸な人は、本当に報いを受けているだけなのか?!

 

そういう人もいるだろうけど、そうじゃない人だっている。

全ての貧しい人が、自業自得ってことにはならないはず。

 

”寄り添う” ことが皆無な夫には、貧しい人や悲しみを抱えた人に寄り添うことができず

主観でしか見られないんだろうな。

 

自分の見てきた狭い世界の常識が、本気で正しいと思って主張しているだけなんだけど

正解なんて人それぞれ。

自分以外の人の意見を聞いて、「そういう考え方もあるのか~」と思えればいいのに

夫の場合は、その柔軟性がない。

 

私に、そんな夫を論破できるだけの頭脳があれば良かったんだけど

残念ながら、私には難しい。

プライドが高い尊大型アスペルガーたちは

たぶん、私のように論破できない彼らにとって弱者を無意識に選んでいるのかもしれない。

 

論破王ひろゆきさんみたいな、ズバッと正解を叩きつけられる人になりたい。